校章のロゴ 学 校 通 信 平成30年5月2日
東京都立葛飾盲学校長
山岸 直人
(第2号)

人と人とのつながりを大切に

副校長  大野 哲也

平成30年度がスタートしてから早くも1か月が経ちました。

小学部には本校幼稚部から入学した児童、中学部には本校小学部から入学した生徒に加えて新しく葛飾盲学校の仲間になった幼児・児童・生徒がいます。また、小学部2名、中学部1名の転入した児童・生徒がいます。今年度の幼児・児童・生徒48名と教職員、そして保護者の皆様が集まったこの出会いについて、教員としてはまさに「一期一会」と捉えて、幼児・児童・生徒一人一人の可能性を広げ、主体性を高めていけるような学校を目指してまいります。

さて、5月1日(火)には小学部の春の遠足が実施され、スクールバスを利用して行ったみさと公園で、晴天の下、楽しく交流を深めることができました。そこで感じたことを少し述べさせていただきます。

みさと公園での全体交流会では、歌やゲーム、誕生月ごとのグループによるダンスなどをとおして、児童それぞれのやり方で自分を表現する場面がありました。「他者を意識して自分のことを伝える」、「何かを表現する相手を大切に受けとめる」、「一緒に歌ったりダンスをしたりすることで、相手に共感する」など、とても温かい雰囲気の中で交流を図ることができました。加えて、バスの中では、行きはとにかく自分の話を聞いてもらいたくて楽しげに話し続ける児童も、帰りは疲れて休む友達をそっと見守る気遣いをするような場面がありました。

学校生活では、授業時間以外にも様々な学びの機会があります。授業時間内でも知識や技能を身に付けることだけでなく、教室内の友達同士の関わりや教員とのやり取りをとおして「人と人とのつながり」について学びを積み重ねていっています。

私は3年ぶりに盲学校に戻ってまいりましたが、本校の視覚に障害のある子供たちのコミュニケーションに、「相手の言葉にていねいに耳を傾ける」、「相手の存在をていねいに感じる」という面があり、人と人とのつながりを大切にするうえでそれがとても大切であると改めて感じました。

先月後半には学級担任による個人面談が行われ、寄宿舎の個別面談が行われています。個別指導計画や学校生活支援シートの内容について保護者の皆様との共通理解を図っているところです。一人一人が目標とする学習力、生活力、そして人と人とのつながりを大切にするコミュニケーション力が育まれるような指導を続けてまいります。