校章のロゴ 学 校 通 信 平成30年6月1日
東京都立葛飾盲学校長
山岸 直人
(第3号)

梅雨の時季に思う・・・。

主幹教諭  近藤 美紀

木々の葉が鮮やかになり、校舎周辺にある紫陽花が色づき始めました。時折、夏のような暑い日差しが感じられるようにもなってきました。カレンダーを見てみますと、6月11日は「入梅」、雨が続き、鬱陶しい季節がやってきます。

「梅雨」という言葉は、「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味で中国の長江流域で「梅雨(ばいう)」と呼んでいたことから言われるようになったという説があります。また、「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味で「黴雨(ばいう)」と呼んでいましたが、カビでは語源がよくないので、同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったという説もあります。

「梅雨(ばいう)」という言葉が江戸時代に中国から日本へ渡り、その頃から日本でも「梅雨(つゆ)」と呼ばれるようになったと思われます。梅雨の雨は、梅にとって恵みの雨です。この季節に雨がたくさん降ることで、梅の実は大きく膨らんでいきます。梅など植物にとっては、なくてはならないものなのですね。

6月は、雨がたくさん降る時季なのに、なぜ「水無月」“水の無い月”というのでしょうか?国語科らしく御説明させていただきますと、「水無月」の「無」は「の」にあたる連体助詞で、「水無月」は「水がない月」ではなく、実は、「水の月」という意味になります。田植えが済み、田に水を張る必要があることから「水の月」→「水無月」と呼ばれるようになったようです。

梅雨は、私たちが自然の恩恵を受けるためには、なくてはならない大切な季節です。とはいっても梅雨時は、ジメジメとして鬱陶しい季節ですから、どうすれば快適に過ごせるか。工夫を心がけていきたいものです。今年の関東地方の梅雨入り・梅雨明けはいつ頃になるのでしょうね?

6月21日は「夏至」、いよいよ夏が近づいてきます。学校でも子供たちの健康管理にはこれまで同様、十分注意してまいります。こまめな水分補給・衣類の調整と共に、適切な室温管理など御家庭におかれましても、引き続き御留意くださいますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、先日の休日授業参観の際には、たくさんの御家族の皆様が御来校くださいましたことに感謝申し上げます。授業参観アンケートの御協力についても併せて御礼申し上げます。もし伝え足りないことなどございましたら、遠慮なく連絡帳等を通じてお知らせくださいますようお願いいたします。