校章のロゴ 学 校 通 信 平成30年12月25日
東京都立葛飾盲学校長
山岸 直人
(第10号)

今年の漢字 『災』

主幹教諭  近藤 美紀

一年間の学校生活の中で一番長い二学期も、本日の終業式で最後の一日となりました。二学期は、総合防災訓練、移動教室、運動会、修学旅行、社会科見学、寄宿舎祭等といった、様々な行事の多い学期でもありました。それぞれの行事において、幼児・児童・生徒たちが、日頃の学習の成果を発揮し、一生懸命に活動に取り組む姿をたくさん見せてくれました。そしてその姿に、たくさんの感動や勇気をもらいました。

 

さて、毎年年末になると、その一年の世相を表す「今年の漢字」が全国から募られ、漢字の日である12月12日に発表になります。平成最後の一字となる今年の漢字は、『災』という字が選ばれました。『災』という字は「燃え立つ炎」の象形(「火」の意味)と「川のはんらんをせきとめる為に建てられた良質の木」の象形(「わざわい」の意味)から、火事のような「わざわい」を意味する漢字です。今年は、西日本豪雨や北海道地震、相次いだ台風や記録的な猛暑などの自然災害によって多くの人々が被災したこと、スポーツ界でのパワハラ問題、大学の不正入試問題など多くの人がこれらを人災や災いとしてとらえたことから、『災』という一字が選ばれた理由だと挙げられていました。しかし暗い話ばかりではなく、災害復興を支えるボランティアに注目が集まり、ニュースとなったことで、『災』という字をイメージした方もいらしたそうです。

被災した方々にとっては、計り知れない程のつらい思いをした分、来年こそ楽しく過ごせる年になってほしいと心から願います。

 

本日、二学期の終業式を迎えるにあたり、通知表をお渡ししました。幼児・児童・生徒のみなさんが、二学期に何を学習し、何を頑張ったか、学習の成果が書かれています。そして、これからの課題についてもふれています。ぜひ、お子様と一緒にお読みいただき、子供たちの頑張りを誉めてあげてください。通知表が、御家庭と学校で力を合わせて子供たちの成長を支援していくきっかけの一つになればと思っています。

 

これからの時期、インフルエンザやノロウィルスなどが猛威を振るう予想もされています。手洗い・うがい・早めの休息を心がけ、健康や安全に留意され、明日からの冬休みが有意義なものになりますように願っております。

来るべき新しい年が、皆様にとって『災い転じて福となす』良い年となりますように祈っております。